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朗読詩の紹介

奈良県合唱祭に向けて、テーマを決めて演奏しています。「いのち」「心」「未来」etc.をテーマに選び、曲についての想いを団員同士で語り合い、詩を作成し、創作詩の朗読を入れて歌っています。
これまでに合唱祭で朗読された詩を紹介します。

 

 

 テーマ <笑顔>
2012年合唱祭参加曲「地球星歌~笑顔のために~」
                         作詞・作曲 ミマスに添えて 

                         作詩・朗読 Chiyoko.S

                        

                朗読 Tomoko.S        朗読 Mariho.T

 あなたの笑顔は
             きっと続いてる
 だれかの笑顔に
             きっと続いてる
 この青空のように
             この青空のように

             きっと続いてる

     

 テーマ<やさしさ>
2011年合唱祭参加曲「やさしさの日Gentleness」
                  作詩 野田 優   作曲 荻久保 和明に添えて

            作詩 Chiyoko.S.      山取陽子
    

                             朗読 Tomoko.S

 もしも心の色が見えるなら
 悲しさやさみしさに
 気づくでしょう

 もしも心の形が見えるなら
 くやしさや怒りに
 気づくでしょう

                               心の色がくすんでしまったら
                               そおっと
                               澄んだ色を分けましょう

                               まぁ~るい心でつつんだら
                               きっと
                               しあわせ色になるでしょう

  

 テーマ <祈り>
 2010年合唱祭参加曲「空の向こうがわ」
                     作詩 友竹 辰  作曲 間宮芳生に添えて

            作詩・朗読 Chiyoko.S


 小さい頃のお絵かきは
 お花が咲いて 緑があふれ

 お魚がいて 鳥や虫たちがいて
 お日さまも笑っている

 そんな絵を描きました
 あれは夢の世界だったのでしょうか

 描いてみませんか
 全てのものが 微笑んでいる世界を

 伝えてゆきませんか
 夢あふれる世界を

 テーマ <未来> 

2008年合唱祭参加曲「未来へ」
作詞・作曲 玉城千春に添えて

                     作詩・朗読 Chiyoko.S

 いっしょに笑ってくれた 心地よさ
 寄りそってくれた あたたかさ

 おまじないのようにきいた 優しい言葉
 そっと見守ってくれた まなざし

 あなたの愛が ここまで歩ませてくれました

 これからは 未来を信じて 歩めるように
 「誰かがいっしょにいるよ」と 伝えてゆきたい

 そして そんな誰かに 私も なれたなら
      

 

 テーマ <心>

2007年合唱祭参加曲「小さな空」
                       作詞・作曲 武満徹に添えて

                       作詩・朗読 Chiyoko.S



小さな空

幼い頃 どんな時に空を見上げましたか
それはどんな空でしたか

れんげ畑で寝転んで 見上げた澄み切った青空
新しい長靴がうれしくて 待ちこがれた雨空
時のたつのも忘れて遊び 気づいたまっ赤な夕空

今はどんな時に空を見上げますか
お洗濯物の心配でしょうか

れんげ畑で聞いたひばりの鳴き声
水たまりをわざと選んで歩いた雨上がり
そして空にかかった虹
「ごはんよ」と呼ぶ 夕焼けに聞いた母の声

懐かしい声や景色が思い浮かんできませんか

空を見上げた時 あなたの心には
何がうつるのでしょう
何がきこえるのでしょう

 

 

                       
      
 
         

                    

 

「千の風になって」の原詩は、英語『Do not stand at my grave and weep』であり、新井満氏の訳詞と曲が広く歌われていますが、2005年、山取陽子先生が原詩をもとに意訳され、2006年の奈良県合唱祭で創作朗読詩とともに発表し、コール・シオンは特別賞を受賞しました。

 

テーマ <いのち>

2006年合唱祭参加曲「千の風になって」
     作者不詳  日本語意訳・山取陽子

                   作曲・新井満に添えて 

                   作詩・朗読 Chiyoko.S

   私たちにとって 一番悲しくて

    辛いことは 何でしょう
     かけがえのない人との

   永遠の別れではないでしょうか

   すれ違う人に面影を探し

    風の音に声を聴こうとし
      景色のどこかに

   ぬくもりを求めてもかなわず
    自分の命を生かす術さえ

     見失ってしまいます

  そんな思いを幾度も繰り返しながら
     いつか気づくでしょう
       自分の命の中に

   確かに生き続けてくれていることを
     支えてくれていることを

    もしも私がいなくなっても
    「笑顔の私を思い出して」と
  きっと風になって おしえにゆきたい

   「笑顔のあなたが大好きだった」と
   きっと風になって

     あなたの頬をくすぐるでしょう

         忘れないで…

 

 

 

    「I am a thousand winds」

       Author Unknown


   Do not stand at my grave and weep;
   I am not there, I do not sleep.


   I am a thousand winds that blow.
   I am the diamond glints on snow.
   I am the sunlight on ripened grain.


   When you awaken in the morning’s hush.
   I am the swift uplifting rush.
   Of quiet birds in circled flight.
   I am the soft stars that shine at night.


   Do not stand at my grave and cry;
   I am not there, I did not die.
  
        「千の風になって」

    作者不詳       日本語意訳:山取陽子



  そっと涙をふいて   耳をすませてみて
  空を見上げてみると  気づくかもしれない


  ねえ聞こえてくるでしょう あなたを呼ぶ声が
  空から吹いてくるでしょう あなたを包む風が


  そっとあなたの頬を やさしく撫でるでしょう
    千の風になって   大空吹きわたる


   千の風になって   秋は優しい雨となり
    冬はきらめく雪が  あなたに降り注ぐ


 ああ あなたの 優しい笑顔 なんて素敵でしょう
                今も昔も未来も いつまでも 

                                        そのままでいてほしい


  だからなかないで わたしはここにいるわ
   朝も昼も夜も いつでも 見守っているわ

    千の風になって 見守っているわ
 

 

 

 

 

 

 

 

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